後輩から一週間遅れの誕生日プレゼントにカフェフィンというコーヒーを煎れるための器具をもらった。フィルターも搭載された金属製のドリッパーで、濃いコーヒーが抽出されるらしい。小さなコップにコンデンスミルク(練乳)を入れて、その上に濃いコーヒーを注ぎ混ぜて飲む、ベトナムでよく見られる飲み方のためのもの。
ロブスタという品種がベトナムでは昔から(といってもフランス領時代に持ち込まれたものだと思うが)飲まれていて、これが比較的苦いためコンデンスミルクを入れるようになったという。ラオスでもよく見られた飲み方らしい。実際、私が現地調査の際によく作業していたカフェでもLao Coffeeという名前で販売されていて、たまに飲んだ。
そのカフェでしか見かけず、当然というか日本でも見かけない。これで毎日飲めることになったが、練乳をそんなに摂取した大丈夫なのかという心配もある。ともあれ、とりあえず練乳を買いに行こう。