61606
-
2025年9月14日
学部生の時の友人の結婚式に参列するために横浜へ。挙式から笑いに包まれていて、それがその友人の人柄を表しているようで、とてもよい式だった。
二次会で、誰それの失礼なイキりにイラっとして水を刺されたような気分になった。まあ気にしない人は気にしないレベルのことなんかもしれん。僕が笑えば解決することばかりさ、という歌詞を前も引いた気がする。少しは笑えるようになってきたと一応は思うし、とはいえ笑えないことはある。
私がいつかそういう式をあげることがあれば、そういう思いをする人が産まれないようにしたい。取らぬ狸の皮算用の寛容の部分。
-
2025年9月13日
この数年間で何も進んでないこととそれはそれとして積み重ねてきたことの間を何往復も行ったり来たりして確認するような日だった。
-
2025年9月12日
指導教官たちとの打ち合わせの日。天候不良などのせいでオンラインとのハイブリッドになったりといろいろトラブルがありつつも、一応は無事に終わった。お疲れ様、と、図書館に本を借りに寄った。ソンタグの写真論を手に取ってページをめくると、ブックデザイン(という表記だった)が平野甲賀だった。加藤典洋の『敗戦後論』などに代表される、あのダイナミックな文字の印象が強かったのが、こういうシンプル目なのもあるんだと意外だった。
-
2025年9月11日
友人がしばらく泊りにくるため、ここ数日スライドづくりに集中していて悲惨な状態になっていた部屋を慌てて片付ける。ソファの上の取り込んだままそこに放置していた洗濯物の塊を解体する。毎回締め切りが迫るとこんな風になっていて、どうしたらいいんだろう。
-
2025年9月10日
夜、予備校で教えていた時代のかつての生徒との飲み会が控えていて、それへの出発がここ数日ずっと作っているスライドのデッドラインだった。17時までにあと何枚スライドを作らないといけなくて、となると、一枚当たり何分ぐらいかけられますか、とChat GPTに相談する。いま○○時○○分のためだいたい△分/枚ですね、と教えてくれる。しかし、その○○時○○分、が正しくない。正しくはこっちじゃないですか、と伝えると、実は私は現時刻を知りえないんです、と返された。そうなんですね、と一枚スライドを作り終えるごとに現時刻を添えて報告することになった。Chat GPTっていま何時かわからず暮らしてるんだ。
-
2025年9月9日
今日も今日とてスライド作り。全く終わる気配が見えない。昨日、ZINEを作るようにやってみたら、気の持ちようが変わって、ちょっとは楽しくスライドづくりに取り組めるんじゃなかろうか、ということを考えていた。まあ、技術的に面倒で難しかろう、という結論に至ったのだった。なんとかならんもんかね、とまだ考えていて、章から章へのつながりをもっとわかりやすくしてほしい、と指導教官に指摘してもらったことを思い出した。となると、ZINEの組版ではなく、漫画の考え方のほうが当てはまるんじゃないだろうか。最終的に配布されるプリントには、A4に4枚のスライドを配置されている。各章に四枚という決まりをつくって、最後の一枚をいわゆる「引き」に使うのだ。などと考えながらいつか買っていた漫画の技法書をパラパラとめくってみて、いや、これは実際にコマを割ったりして体得していくものだなと思い至る。そんな暇はない。さしあたりアイデアとして。