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2025年8月15日
近所の官民複合施設を歩いていると、今日までが会期の戦争にまつわる展示を見つけた。いわゆる人間爆弾、「桜花」という特攻のための車輪のない滑空機に関するパネルが何枚かあって、その開発者である三木忠直の半生が記されていた。以下、簡単に要約する。
上官からその構想を聞かされた三木は「技術への冒涜だ」と反対したものの、拒否はできなかった。戦後、軍事への転用の可能性が低くいちばん平和に近い乗り物が鉄道であると考え、国鉄の鉄道車両を開発する技術者に転身した。0系新幹線や、小田急ロマンスカーなどの開発に携わった。
0系新幹線のあの流線型が桜花と繋がっていたとは。『シンゴジラ』で無人の新幹線や在来線がゴジラに突撃していたことを思い出した。
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2025年8月14日
午前中から帰省中の友人に会う用事があった。寝不足で外をけっこう歩いたためか、熱中症気味で、頭痛がしたので冷えピタを貼って早めに寝た。変な夢を見て、すぐ起きてしまった。夢の中で、ああこれは前にも見たことがある夢だ、という感覚になったのだが、起きて考えてみるとはじめて見る夢だった。夢の中でデジャヴって起こるんだ。
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2025年8月13日
あんバターサンドばかり食べている。
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2025年8月12日
海外に数ヶ月留学に行く後輩を見送りに早起きして空港へ。保安検査所まで行くと保護者が現れて、当人を見送った後のあのちょっと気まずい時間に何を喋るべきかと逡巡していたら、保護者もそのままゲートに着いて行った。一緒に行くとは聞いておらず呆気に取られて、最後に何を話したか覚えていない。
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2025年8月11日
道を歩いていると、目の前の女性が急に傘を振り回し始め、辻斬られた。
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2025年8月10日
旧い友人がその友人の結婚式に参加するということで、宿代わりに家に泊まりに来た。それで、だいぶ散らかっていた部屋を片付けたり掃除したりしていた。人にはこう見られたい私というのがあるのか、気遣いなのか、どちらなのだろう。
友人がスーツケースの中からタオルに包まれたミラーレス一眼カメラを取り出して、私の部屋のベッドの脇の間接照明をパシャパシャと撮っていた。自分自身は撮られたことがないらしく、せっかくだから、と代わって撮った。
シャッターを半押しにすると、オートで目にピントが合う。シャッターを切る。よく撮れてるね、なにかのプロフィールに使おうかなと友人が笑った。少し寂しい心持ちになったのは、オートフォーカスだったからなのだろうか。