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2025年11月9日
今日も宮崎。なんだかんだで、大学に入って3回目である。過去の2回はいずれも何だか気持ち的に慌ただしいなかで訪れたので、土地の雰囲気を感じる余裕もなかった。今回は後輩の運転する車での移動で、車窓から風景をずっと眺めることができて、なんとなくその雰囲気が分かったような気がした。高い建物が少ないし山も遠いので、空が広く感じた。みんな同じ空の下というクリシェは嘘だなと思うくらいに。
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2025年11月8日
隣の研究室の後輩たちの調査に同行させてもらって宮崎へ。昼ごはんに洋食屋へ。私はチキン南蛮を、後輩たちはチキン南蛮とハンバーグのセットやカレーなどを注文した。宮崎出身のその後輩に聞いたところ、チキン南蛮専門店というよりは、こういった洋食屋で食べることが多いらしい。洋食屋ってあまり福岡にいると見かけないなと思う。他の地域だとどうなんだろう。宮崎でチキン南蛮を食べるのははじめてだった。衣がサクサクではなくフワッとしていて、タルタルソースもゴロゴロというよりはトロッとしていた。美味しかったが量が多く、甘めの甘酢も相まって胃にくるものはあった。後輩曰く「もう年なのでその量のチキン南蛮はもう食べられないんです、だからハンバーグセットを頼んだんです」とのことで、これが地元の、通の楽しみ方なのかと衝撃を受けた。
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2025年11月7日
街中を歩いていると、カジュアルめのスーツを着た20代後半ぐらいの短髪の男性が電話をしていて、もう片方の手に持っていたペットボトルを落とした。ちょうどすれ違った若い女性の二人組のうちの一人が拾ってあげた。男性がお礼の言葉を言わず、会釈すらせずに受け取る。そのことを気にする素振りもなく二人組は話を続けながら去っていった。私だったら、なんやこいつは、と首を傾げるなりしていたと思う。双方のリアクションを見て、男性がペットボトルを落としてから受け取るという一連の流れがこの世に存在しなかったと思う方が自然な不自然さで、いったい何だったんだろうと思いながら帰路についた。
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2025年11月6日
劇場公開が終わる前にともののけ姫を観に行った。始まる直前にお腹が痛くなって、20分ほど遅れて入った。映画(連続ドラマだったかもしれない)は別に途中から見てもいいんだよ、誰だって人の人生に途中参加だろ、みたいなことをあるジャズミュージシャンが言っていたような覚えがあって、それを思い出しながらトイレにうずくまっていた。席に座るとすでにアシタカの腕が呪われていた。乙事主と猪の大群がタタラ場を襲撃するシーンを見て、熊のことを思った(出てこなかったが)。熊は群れで現れる印象がないなと調べてみると単独行動らしい。
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2025年11月5日
ラオス語の勉強を本格的に始めた。子音によって声調が規定される側面があって、英語でいうところのアルファベットを覚えるだけでも大変である。こういうのは書いているうちに覚えていくものだろうと、とりあえず単語や文をAnkiという単語帳を作ることのできるアプリにどしどし入力している。書いているうちに、ではなくて実際には、打っているうちに、だな。キーボードだと刻印がなく難しいため、iPadのタッチパネルで入力している。ツルッとしているせいなのかわからないが、身体が強張る感じがあってよくない。数時間その作業をやっていると、よく出てくる文字の場所はなんとなく覚えてきた。しょっちゅうນが出てくる(nに近い)。紙に書いて覚えようとしていると、そんな風に思っただろうか。新しい言語を覚える時にキーボードで、というのはけっこうアリなのではないか。
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2025年11月4日
日記をつけ始めて一年経った。たまに数日分まとめて書いてしまうこともあるけれど(これもそうだ)一応は毎日書いた。一年前も書いた気がするけれどほんとに飽き性で、特に日記に関しては三日坊主を何度も何度もというこれまでだったので、一年続けることができたことはちょっとした自信になった。
なんで続けられたのだろうかと考えてみて、やはり読んでくれている誰かがいるということに依るところが大きい。読んでくれた方々に感謝である。日記を始めるとき、なるべく愚痴っぽいのはやめようと思っていたのだけれど、振り返ってみて愚痴というかなにかに腹を立てていることが多い。感謝と同時になんだかすみませんという気持ちもある。
しかしまあ、この一年で何が変わったのかというとこれというのは浮かばない。ストレッチはときどきやる程度なので結局身体は硬く重たいままだ。論文だって思い描いていた数は書けていない。とはいえ、日記を書いているおかげで文章を書くことに対する抵抗は減ってはいて、大袈裟に言えば日記を書いていなければ論文を書けていなかったと思う。
日記はたぶん書き続けるけれど、次の一年は身体をつくる一年にしたい。ストレッチの様子を配信すれば一年続けられるだろうかと一瞬過ぎったが、それはやりたくないな。長座体前屈の長さだったり、なにかしらの記録を残すのはありかもしれない。まずはあの測るための箱を作らないとと思うとだいぶ億劫ではあるが。