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2025年4月16日
ミックスやビート提供などで参加しているurakくんのアルバムの制作に一区切りがついた。来月頭にはリリースされるはずである。振り返ってみると一昨年の年末から制作が始まっていて、アルバムを作るとはこういうことかと実感している。ミックスしている時、同人誌の組版をしている時と似た気持ちになる。フォントを選ぶようにプラグインを選んで、文字の大きさを調整するようにボリュームを調整している。
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2025年4月15日
何かをしていないと落ち着かない一日。家事が溜まっているのはこういうときにはいい。
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2025年4月14日
去年一番聴いていたラッパーが亡くなった。信じられない。訃報のニュースを見て、あまりの動揺に並んでいたバス停の列から外れ、彼のアルバムを聞きながら、急な雨の中をしばらく歩いた。こういった経験が人生で初めてなのもあって、気持ちの整理がつかない。ご冥福をお祈りします。
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2025年4月13日
ある書類を探していると、学部一年生のときに書いた武者小路実篤の『友情』について書いたレポートを見つけた。数年ぶりに読んでみると口語的な表現があったり誤字脱字がひどかったりして恥ずかしい気持ちになる。いい評価をもらった記憶があって、自分でもよく書けたと思っていたのだけれど、見逃してくれていたんだなと思った。とはいえ、今の私にはない思い切りのよい文章だったし、このくらいの集中力と精度でいま様々な文献を読めているかというと心許ない。大学受験のときのほうが勉強してたよな、とかもたまに思うことと似ている。
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2025年4月12日
最近、tofubeatsがTHREE THE HARDWAREという番組をご飯を食べながら見ている。サイコロを振って出た目に合わせて数万円がトラックメイカーに渡されて、ハードオフに向かい、その金額以内で買った機材で曲を作るという企画である。トラックメイカーたちが悪戦苦闘している姿を見ながら、それに比べればはるかに使いやすいはずだと思い、ずいぶん昔に買っていたSP-404 mk2というサンプラーを本格的に触り始めた。SP-404のみでも曲は作れるのだけれど、PC上のDAWの外部エフェクトとしてしか使っていなかった。DAWに比べればはるかに使いづらいのだけれど、マニュアルを見ながら数時間で大体の使い方を覚えることができた。これぐらいで済むならもっと早くやっていればよかった。こんな風に、マニュアルをはじめにしっかり読んでれば、後々の出来ることの幅や効率が格段に変わる、とはわかっていても、なかなか重い腰があがらない、みたいなことがよくある。ちょっと違う話だけれど、ショートカットキーを覚えるとかも。
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2025年4月11日
新曲の配信が各種サブスクで始まりました。
ビートメイカーでラッパーの春氏との共作です。深夜、私がビートを作る傍らで彼がリリックを書いて、そのまま録音して、と一晩で出来た曲です。珍しく私もhookを蹴っています(蹴る、はverseの方がしっくりくるのはなぜでしょう)。とはいえ私のリリックは、彼のようにすぐに書く才はなく、メモ帳に書き留めていたものです。そろそろ誕生日で、28歳はこういうスピード感でどんどん曲を作っていきたいと意気込んでおるのですがどうなることやら。