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2025年11月13日
来週から始まる海外調査の打ち合わせ。同行者とお土産はなにがいいかということを相談。これまでは地元の煎餅屋のお菓子を持っていっていたのだけれど、今回は一ヶ月とこれまでの倍の期間で、それだけ多くの人に渡すことになるためさすがにスーツケースに入りそうにないと断念。これまでの2週間の調査でもスーツケースの半分だった。お土産だけを持っていく人になってしまう。それで、文房具がいいんじゃないかという話になった。これまで私はそれを避けていたので、うーん、と躊躇ってしまう。
というのも、母や叔母がよく海外旅行にいく人で、現地の方へのお土産に大量の3色ボールペンを持っていっていた。それもなにかしらのイベントやカンファレンス的なもので配られたものを。二人とも医療従事者で、製薬会社の人からもらったと思わしき、薬の名前が印字されたものも多かった。それになんとなくずっと違和感があって、今回の提案に躊躇ってしまった。自分にとって不要なものをあげるという感じや日本すごいだろ的なニュアンスも嫌だった。
まあでも実際、日本のボールペンの技術は高くて、ある国では賄賂に使えたり、地球の歩き方にもお土産にいいですよ的なことが書いてあったりしたと聞いたこともある。相手がそのボールペンを気に入ったとして、インクが切れたら悲しくないか?なんてことも思うが、ここは私の考えすぎかもしれない。
なんてことは話さなかったのだけれど、結局、日本らしいunique ななにかがいいんじゃないかということになった。それならと太宰府天満宮の鉛筆を提案した。受験生が試験前にお守りと一緒によく買っている。日本というか福岡のuniqueさも持ち合わせてはいるし、可愛らしい絵が描かれていた記憶がある。使わず飾ることも出来なくはないだろう。まあでもどうなんだろうか、サラサとかジェットストリームの方が嬉しいのだろうか。菅原道真という学問の神様がいまして、みたいなことを話しながら渡そうかしら。
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2025年11月12日
今月の下旬からの出張の調査票をつくるため昼過ぎから大学へ。終バスで帰宅。大学院生らしい1日だった。こういった生活をしていれば、私の研究はもっと進んでいたのだろうかとバスの中で逡巡したが、詮無いことだなと考えるのをやめた。
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2025年11月11日
ここ数日間の疲れでだいぶ寝てしまったが午前中には起きることができた。この調子でいけば2026年を迎える頃には、朝型の生活に移行できそうである。
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2025年11月10日
午後からゼミだったので、朝早くのバスと新幹線で後輩たちと別れ一足先に宮崎から帰福。ゼミが終わって新入生の歓迎会。飲み放題のラストオーダーがまだなのにタブレットで注文できなくなった。そのことを伝えたときの居酒屋の店員が高圧的でだいぶ揉めた。こういうときに割と毅然とした態度が取れることがままあって、おそらく親譲りのものである。家族で行ったラーメン屋で、父のスープに髪の毛か何かが入っていたことがあった。店員を諌める父の口調と今日の私のそれがそっくりで、なんだかなという気持ちになった。穏やかに穏やかに。
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2025年11月9日
今日も宮崎。なんだかんだで、大学に入って3回目である。過去の2回はいずれも何だか気持ち的に慌ただしいなかで訪れたので、土地の雰囲気を感じる余裕もなかった。今回は後輩の運転する車での移動で、車窓から風景をずっと眺めることができて、なんとなくその雰囲気が分かったような気がした。高い建物が少ないし山も遠いので、空が広く感じた。みんな同じ空の下というクリシェは嘘だなと思うくらいに。
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2025年11月8日
隣の研究室の後輩たちの調査に同行させてもらって宮崎へ。昼ごはんに洋食屋へ。私はチキン南蛮を、後輩たちはチキン南蛮とハンバーグのセットやカレーなどを注文した。宮崎出身のその後輩に聞いたところ、チキン南蛮専門店というよりは、こういった洋食屋で食べることが多いらしい。洋食屋ってあまり福岡にいると見かけないなと思う。他の地域だとどうなんだろう。宮崎でチキン南蛮を食べるのははじめてだった。衣がサクサクではなくフワッとしていて、タルタルソースもゴロゴロというよりはトロッとしていた。美味しかったが量が多く、甘めの甘酢も相まって胃にくるものはあった。後輩曰く「もう年なのでその量のチキン南蛮はもう食べられないんです、だからハンバーグセットを頼んだんです」とのことで、これが地元の、通の楽しみ方なのかと衝撃を受けた。