欲しい本があったので閉店時間ぎりぎりに独立系の書店へ。すでに一人常連と思わしき客がいて、店主と話し込んでいる。常連客の方が仕事やプライベートのことをわりと赤裸々に話していて、これをここで聞いていいのだろうか、聞いてませんよーという素振りで本を立ち読みつつ、レジに本を持っていくタイミングを伺っていた。店主の喋り方が坂本裕二作品の、特に松田龍平にそっくりだった。
欲しい本があったので閉店時間ぎりぎりに独立系の書店へ。すでに一人常連と思わしき客がいて、店主と話し込んでいる。常連客の方が仕事やプライベートのことをわりと赤裸々に話していて、これをここで聞いていいのだろうか、聞いてませんよーという素振りで本を立ち読みつつ、レジに本を持っていくタイミングを伺っていた。店主の喋り方が坂本裕二作品の、特に松田龍平にそっくりだった。
飲み会。反省しきり。
気になっていたDJが来るということでちょっとだけ見に行った。初めての箱で入り口がわからずオロオロとしていると、ガタイのいい黒人のセキュリティに大丈夫ですかと聞かれる。フロアに入ると、細いライトが仕込まれていて上下のラインが青白く光るカチューシャをつけた女性が沢山いた。みなモニターやタブレットを持っていて、電子タバコの広告が表示されている。電子タバコの企業がイベントの協賛に入っているためだ。彼女たちを統括している立場と思わしきスーツの男性たちがいて、彼らはカチューシャとしてではなく、メガネとしてそれを用いていた。サイバーとカチューシャの二択ってなんなんだ、と思いながら揺れていると声をかけられる。
修士のときの同期がその箱で働いていて、一杯おごるよとのこと。ありがたくレッドブルウォッカをもらった。爆音のなか大声でお互いの耳もとに話しかける。久しぶりに会うのと一応は客相手という意識からか時折敬語混じりで、こちらも釣られてしまう。今月でいったん閉店するらしい。じゃあ楽しんで、と彼は仕事に戻り私もフロアに戻る。そういえばクラブでお酒を飲むのかなり久しぶりだ。自棄になってしまうような気がして、いつもノンアルコールのレッドブルを頼んでしまう。が、こういう時は飲んだほうがいいなと思った。昨日の夜からずっと目の奥が痛かったのだけれど、マシになった。さすが百薬の長、とChat GPTに聞いてみるも一時のまやかしで病院に行けとのこと。
まやかしでもいいや、と帰路、養命酒を買いに量販店へ。どこにあるんだと薬コーナーをしばらく探しているとヨクイニンと赤まむしの間に挟まれていた。いぼと研ナオコ。
「僕が笑えば 解決することばかりさ」という気分で、言いたいことを飲み込んでばかりのここ一ヶ月だ。消化不良だ、と思い浮かんだが、飲み込む、という例えにマッチしない気がする。そうだろうか。言いたいこと、の時点であまりいいことではない場合が多いから、そもそも吐き出せたとしてもそれは嘔吐だ。言いたいことを飲み込んだとて、うまく消化できることだってあるだろう。
髪を切ったので風呂に入る抵抗が少なくなった。風呂キャンセル界隈というが、実際、彼らのうちどれくらいが風呂をキャンセルしない日に、シャワーで済ますのか気になる。
久しぶりに腹痛で数時間トイレに篭っていた。いけるだろうと思って昨日パスタに入れた賞味期限切れのベーコンが原因な気がする。倒れそうになったら救急車を呼ぼうと手に持ったiPhoneの充電がなくなりそうで不安だった。いつもよりも痛い時間が長く、みぞおちあたりもキリキリしていたので心配である。
腹痛がおさまり作業を再開。どこかで見たはずの、それがなければまずい、というネット記事が見当たらず気づけば数時間探していた。思い当たる検索ワードは試したがヒットせずで、Chat GPTも頼りにならない。
あまりの見つからなさにもしかして夢だったのかもと思いつつも、その記事について覚えている情報がやたら細かく、そのミスマッチ感になんだか怖くなった。デジャヴと似ているような似ていないような、まるで夢が現実に侵食してきているような感覚。心身ともに大丈夫なのか私はという1日だった。