久しぶりにsp404を触った。だいぶ操作を忘れている。またマニュアルをちびちびと読み込まんといけん。これだけで完結させてビートを作るべきか、DAWも連携させるか悩ましい。前者でいったん頑張ってみるのがいいんだろうとは思う。
久しぶりにsp404を触った。だいぶ操作を忘れている。またマニュアルをちびちびと読み込まんといけん。これだけで完結させてビートを作るべきか、DAWも連携させるか悩ましい。前者でいったん頑張ってみるのがいいんだろうとは思う。
Amazon PrimeでフジロックのJJJのステージの生中継を見た。本人のいないステージでバックDJのAru-2が(本来披露されるはずだった?)楽曲を流しつつ、コントラバス奏者の岩見継吾とストリングスに須原杏カルテットが曲によっては参加したりしなかったりという構成だった。
生演奏とDJの流すトラックが時に一緒に演奏されるということであって、特に配信だと、今聞こえているベースが、打ち込みの808なのかコントラバスなのかわからず、過去と現在が混ざっているとでもいうか、不思議な気持ちになる。それに、曲によっては、JJJのラップが、スタジオで録音されたものではなく、いつかどこかのライブで(ライブ盤の作成用に?)録音されていたものが使われていて、その臨場感の差異と、でもステージにはいないという事実が合わさってクラクラした。
小学生高学年から高校生のときまで、伊坂幸太郎の小説をよく読んでいた。ある小説のなかに、優しいという字は人の憂いがわかるという意味で、ようするに想像力なんだ、という台詞があって、当時の心の支えというか指針だった。どの小説だったかな、たしか『フィッシュストーリー』だった気がする、と調べてみるとそれは勘違いで『ラッシュライフ』だった。
押し入れの奥から探すと見つかって、電車のなかで読む。10年ぐらい前に読んでいたはずだったが、記憶にない描写ばかりで、ほんとは読んだことがなかったみたいだ。デジャヴの逆とでもいうべきか、たまにそんなことがある。
前の前のアパートの隣にクラフトビールの専門店があって、それはたしか私が住んでいる時にできたのだけれど、一度も行ったことがなかった。研究室にいた後輩たちがゼミ終わりにそこへ行くということで、この後暇ですか、と誘われお供することにした。スタウトを頼んだ。フジファブリックの若者のすべてが流れていて、ちょっと気が早いなと思うなど。
通るたびに気になっていたラーメン屋へ。小学生の時、年に何度か父に連れられて朝から映画を見に行っていて、そのあとはだいたいフードコートでラーメンを食べた。そのことを思い出す味だった。帰宅してまだあるのかなと調べてみると、違う店名だったし、閉店していた。あの時、ラーメンを食べながら何を話していたんだろう。
高校生以降の自分が話しそうなことはまだイメージできるのだけれど、中学生以前の自分が世間話として、どんな口調でなにを話していたのか忘れてるな、と最近思ったばかりだった。なんて呼んでいたのかもすっかり忘れていて、いつか誰か地元の友人に会うことがあれば、よそよそしく苗字にさん付けで、それとは不釣り合いな、少し下手になった地元の方言で話す気がする。
ゼミの日。帰りのバスで降り際に、しばらくのお別れになるのか長いハグをしている二人がおり、これで降りるの間に合わなかったらその後気まずそうだなと思った。もちろん他の客の降り具合で頃合いを見計らってはいるのだろうけれど、頃合いを見計りながらのハグってなんだかな、と余計なお世話ばかり考えてしまう。