基本的には調査協力者のトムがスクーターを運転してくれて、その後ろに乗って移動している。彼はたばこを買いに、私は水を買いに商店に寄った。会計が終わって、どんなお酒が売っているのかしらと私が店内を物色している間、彼は早速たばこを吸っていた。吸いながら風を浴びたいということで、ゲストハウスまでの帰路は私が運転した。日も暮れてきて、慣れない右車線に戸惑いながら運転していると、たまに前方を走る車が左車線を走ったり、真ん前からバイクが走ってきたり、要するにこちら側にもあちら側にも左車線で運転する荒くれ者がたまにいて、あれどっちだったっけと頭が混乱してあわあわした。なんとかゲストハウスに帰宅した。今日はまだ花火の音が聞こえない。

