2025年12月20日
移動日。首都に戻る。空港まで迎えにきてくれた後輩の夫と三人で、すこし遅めの昼ご飯にピザを食べる。店主と後輩の夫が知り合いだったようで、店主がテーブルまで挨拶にやってきた。前菜のサラダがやってきても、窯から焼きあがったピザがやってきても店主の話が終わらない。サラダはまだしもピザは温かいうちに食べたいなと思い、ピザカッターではなくキッチンバサミでピザを切り、恐る恐る手を付けた。サービス業って何なんだろなと思うことばかりだ。ピザの焼き方が輸入されたとて接客の方法まで輸入されるというわけではないのだ。なんて言いながらイタリアの接客がどんなものかは知らないけれど。日本の宅配ピザを作るアルバイトはいわゆるバイトテロで炎上しているし、何を言えた立場でもないな、なんてことを考えながら食べた。ピザもサラダもとても美味しかった。

後輩は自宅に帰って、私はホテルに泊まる。ちょっとは運動せねばとホテルの周りを散歩する。街角に止まっているトゥクトゥクのドライバーとすれ違うたびに声をかけられる。去年までは「Tuk tuk?」と乗らないか?という意味で声をかけられていた。今回は違って「Lady?」だった。女を買わないか?ということだろう。無視して過ぎ去る。それが何度か続いて今度は「Happa?」と声をかけられた。葉っぱ、つまり、大麻はどうだい?ということだろう。そんな日本語のスラングまで浸透しているのか。
