2025年8月15日

近所の官民複合施設を歩いていると、今日までが会期の戦争にまつわる展示を見つけた。いわゆる人間爆弾、「桜花」という特攻のための車輪のない滑空機に関するパネルが何枚かあって、その開発者である三木忠直の半生が記されていた。以下、簡単に要約する。

上官からその構想を聞かされた三木は「技術への冒涜だ」と反対したものの、拒否はできなかった。戦後、軍事への転用の可能性が低くいちばん平和に近い乗り物が鉄道であると考え、国鉄の鉄道車両を開発する技術者に転身した。0系新幹線や、小田急ロマンスカーなどの開発に携わった。

0系新幹線のあの流線型が桜花と繋がっていたとは。『シンゴジラ』で無人の新幹線や在来線がゴジラに突撃していたことを思い出した。


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