朝食に入ったカフェであんバターサンドと、コーヒーの欄のレッドアイという商品名が目についたのでトマトでも入っているのだろうかと、それを注文してみる。レッドアイを待つ間、どんな飲み物なのだろうと検索。ドリップコーヒーに追いエスプレッソを加えたものらしい。多量のカフェインで目が充血してしまう、というのが由来とのこと。
ゆるくパーマのかかった、目にかかるぐらいの前髪の店員が、〇〇番でお待ちの方、と私を呼ぶ。
「ストーリー、あ、すみません、ストローはあちらのお冷やの横からお取りください」
物語が始まる。