寝違えが若干も若干だがよくなった。ちょっと用事があって祖母の家へ。このあいだ帰省していた妹が叔母の名前で間違えられて呼ばれていて落ち込んでいた。妹の話題を祖母に振ると覚えていて一安心。目の前に本人が現れるとわからなくなるのかもしれない。妹にそのことを伝えると、お前は名前を呼ばれたのか、と聞かれそういえば呼ばれてなかったっぽいことに気づいた。そもそも名前を呼ばれたかどうかって意識してないとあんまり気づかないよな。
高校の時、かたくなにクラスメイトに対して名前というか、二人称で呼ばない子がいたことを思い出した。それを意識したのは、誰かがその子に対して指摘したからだったように記憶している。とても気まずそうな表情をしていたような気がする。私は私でみんなが使っているあだ名を同じように使うことに抵抗があって、さん付けで誰それを呼ぶことが多かった。いや、それは大学からか。なぜかこの辺りの記憶があやふやで、同窓会が仮に開催されたとして、当時と同じ呼び方で呼ばないと思う。
話を高校の時分に戻すと、食べ物の名前だったりオノマトペだったりがあだ名な子たちがいて、いずれも小中からそう呼ばれていたからだ、みたいな理由だったと思う。なぜその文脈を俺が共有しないといけないのか腑に落ちなかった。