mignon


2026年2月12日

ほとんど徹夜で後輩(留学生)の参加するゼミに参加。指導教官が日本語まじりの英語でいつも喋るのだけれど、いつにも増して日本語の割合が多かった。あとでフォローしといてね、と言われ、働かない頭で要約を伝えた。だいぶ英語を喋るのにも慣れてきたけれど、ぜんぶ現在形で、三単現のsのない、彼女にだけ特別通じる英語である。よくないなと思って、昼ごはんに食堂へ向かう途中、彼女の言ったShe like~、に、likes、と「クス」を強めに発音して返す。いつかvの発音を教えてくれたことのお返しである。誰のために正しい発音で、正しい文法で喋らないといけないんでしょうね、などと思わなくもないけれど。

今日が学部生、修士の学生の論文の提出日。案の定、最終バスまでには間に合わず、朝まで後輩たちと同期(もまた博論の修正をしている)の作業に付き合った。といっても私も論文を書きつつ、あちこちで起こるWordの不具合にたまに対応する、ぐらいである。こうならないようにWordの使い方のレクチャーをしたのだけれど、そんなことは関係なく、想定外の不具合がこういうぎりぎりには起こるものである。オフにされている編集記号を全部オンにして原因を突き止める。論文の中身がどうこうというより、Word(ひいては道具)に振り回されるんじゃなくて、使いこなさないといけないんだよ、ということが少しでも伝わってくれたらいいなと思う。コンヴィヴィアリティっていうのは道具に所与ではなくたって、自分で付け足せるんだよ、ということをイリイチは言ってたっけか。

なんとか今日が締め切りの全員は提出を終えて、バスでの帰り際、後輩にあと一ヶ月「最終校の提出までがんばります」と言われて「頑張りましょう」と返すと、「もう大丈夫なんで」と言われた(正確な文言は覚えてないけどたぶん)。それが申し訳なさからくるのか、いい加減うざってえなしつけえんだよ、という意味なのか、二日徹夜した頭では判断がつかなかった。あなたも俺も全然大丈夫じゃないんだよ、と思いながら眠りについた。

 
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