• 2025年7月4日

    ベルソムラが効かず、あまり寝られずに週に一度のメンタルクリニックへ。その旨を医師に伝えると、やはり不安を鎮めないとでしょうね、とベンゾ系の睡眠薬と安定剤の処方箋を出された。あまり飲みたくはない。また来週来ることになった。なかなか薬が定まらない。

    道を歩いているとあまりいい噂を聞かないハウスメーカーのキャッチ的な若い男性に声をかけられる。「チラシ30枚配らないといけなくて…30秒で終わるんでいったん中に来てもらえませんか」と言われ、今手に取っているそれをくれるならまだしもだし、営業する気ないんかい、と腹を立てつつ結構ですと答える。「じゃあ逆に2万円でマンション借りられるとしたらどうですか?」と食い下がられ、逆とは?と思いながら無視した。

    蒸し暑い中こんな労働させられて可哀想な私を助けると思って、という同情を集めるようなキャッチの仕方が順なのは倒錯がすぎるだろ。彼の判断か社の方針かわからない。せめて前者であって欲しい。世も末のモスの部分。


  • 2025年7月3日

    大学のHPの更新作業のために大学へ。何度打ってもパスワードが違う。次の予定もあったし、諦めて今度にしようもバス停に向かうも、事務局へメールで聞くために入りそうな情報を控えてなかったことに気づく。いったん戻って次の予定はリスケするか、いや、そうすると明日の予定が、などと文字通り行ったり来たり逡巡していた。こういう時は戻ったほうがいいぞという直感があり、えいやっと研究室へ向かった。

    もういっかい試してみようとパスワードがメモされた紙を見てみると、lだと思っていたものが1だった。セリフ体め…と恨みつつ打ち直すと無事ログインできた。とはいえログインは序の口で、ホストとかサーバとか、httpとか詳しくないことばかりだ。それでもこのサイトを作っていたおかげで勘所はなんとなくわかる。日記を書くためにこのサイトを作ったことがここで役にたつとは。もう半年過ぎたし、このサイトも外観を変えてみたいのだが、一度それをやろうとして全部これまでの設定が吹っ飛びかけたことがあって怖い。


  • 2025年7月2日

    道を歩いていると、若い男性がコインパーキングの隅、自販機の横にスマホのカメラを向けていた。何を撮っているんだろうと目を向けると、黒いピチピチしたTシャツに金色のネックレスをした筋肉質の男性がカメラに背を向ける形で少し俯いていた。こういうかっこよさげなポージングをHIITを続けた先に私はできるようになったりするんだろうかと通り過ぎる。なんとはなしにもう一度振り向いてみると立ちションだった。あーあ、とよくわからんがバッドに入りそうになり、我ながらナイーブというか、やはり調子がよくないなと思いながら帰った。

    先日、あるPodcastで庵野秀明が宮崎駿に「パンツを脱いでいない」と言っていたという話を聞いたのを思い出した(立ちションを見て思い出したくなかったが)。最近、ジークアクス効果でよくタイムラインで見かける、庵野秀明が責任監修の「逆襲のシャア」同人誌での、富野由悠季との対談での発言らしい。芸人だったり、その裏方やファンが言っているような、もはやクリシェというイメージだったのだけれど、庵野秀明がその由来だったとは知らなかった。(対談は読んでいないので前者の限りで)私はこの比喩が苦手である。単に下品だなと思う。

    なにかの作品を評するときにそのような言葉に仮託したい気持ちは理解できないではない。ただ、その言葉の対象がより直接的に人格になっている場合がけっこうあると思っていて、(ちょっと昔の?)芸人的な価値観が一般的になっているような感じもして怖い。あまつさえ誰かに対して「パンツを脱げよ」と命令形で言えてしまえる人がいて、品がないし何様なんだろうと思う。少なくともその人のために脱ぐ必要はない。


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