2025年12月8日
晩御飯に、米粉でできた麺や好きな具材を葉物に包んで麻辣ソースをつけて食べる、手巻き寿司的な店へ。立ち並ぶ屋台から好きなものを選び、石畳の上に並ぶアウトドア用の机と椅子で食べる。10店舗ぐらいあるのにどの店も同じ品揃えで、差別化とは、という不思議な気持ちになる。東南アジアとはいえ、高地でもあるので夜は冷える。少し待つとまずは焼いたティラピアがきて、寒いっすね、という日本語を後輩に教えながら食べた。かなり塩を振ってあった皮はだいぶしょっぱいが、白身はそんなことはなかった。ティラピアは私がこの国で好きな食べ物の一つなのでやっと食べられてよかった。

音楽が流れているといいのにと言いながら彼女がiPhoneを取り出した。一週間ほど前に車で移動しているとき、私がbluetoothでカーステレオに接続し流した堺正章の「さらば恋人」が気に入ったらしく、迷惑にならない程度の音量で一緒に聞いた。When they were happy, they couldn’t recognize they were happy at that time, と伝えるとOhと言っていた。うまく表現できたかわからない。どう言えばよかったんだろう。


