• 2025年2月26日

    そんなに焦りはしないが必要な事務連絡のための電話がここ数日毎日かけてもつながらず、あれれと思ったら電話番号を間違っていた。改めてかけ直すもつながらず、が結局三度。今度はたしかに合っている。また明日かけなければ。作業をしようと近くの喫茶店へと出かけると休みだった。そういう日かと別の喫茶店へ少し歩く。いつもカフェラテばかり飲んでいたけれど、最近はアイスコーヒーを飲むようにしている。ダッチコーヒーとも書かれていてなんとことやらと調べてみると水出しという意とのこと。コールドブリューと一緒らしい。オランダがルーツなのかしらとさらに調べてみると、インドネシアでオランダ人がそれようの器具を作ったためそう呼ばれているとのこと。技法自体は古くからインドネシアにあったらしい。そういえばコピルアクもインドネシアだったなと思うなど。

    ひとつ作業を終わらせて帰宅。好転反応か体調があまり優れなかったので集中力を要する作業は明日に回して、obsidianというノートアプリと格闘していた。workflowyとnotionの間っぽいなのはじめは思ったが、そのどちらとも異なる。読書メモをworkflowyで取っていたのだけれど、奥に奥に階層が進んでいく感覚があってそれがなぜかネックだった。notionはブラウザベースなのがなんだか気に入らない。obsidianを今日一日いじってみて、一応、すべてのノートがフラットに位置づけられている感覚があり、とりあえずしばらく使ってみようと思っている。

    読書メモを取ってみる試しにマルクスについての本を読んでいると、サイードが『オリエンタリズム』でマルクスを批判していたという記述があり、やっぱりそうかという発見があった。間接的ではあるが並べられているような文献をいくつか読んでいて、どうも食い合わせが悪そうだが如何に、と思っていた。西洋あるいはプロレタリア以外は遅れている的なことをマルクス•エンゲルスは言っておりそれはどうなの的なことで、どこかで見た光景だなと思うなど。案外、こういうなにかのついでに読むみたいな時の方が思いがけずいい発見があったりする。概念としては知っていたけれど『オリエンタリズム』自体は読んでいないので、読まんといかんと思いつつ、これ以上読む本を増やすのもうーむと悩ましい。とはいえ、ひとまずはこの範囲を読めばいいだろうという目星はついてきていて、あとは粛々と読んでいくだけである。


  • 2025年2月25日

    地元の歯医者の定期検診へ。通いはじめてから20年になるらしい。私の歯のデータが20年分保存してある。すごいことである。歯のクリーニングの前に、磨き残しをピンク色に染める液を口にふくまされるのだけれど、これが毎度恥ずかしく、次回こそは歯磨きを頑張って回避するぞと思うものの、今回もまた染められた。この繰り返しを少なくとも10年はやっている。私はそういう怠惰な人間ということで、もう諦めた方がいいのかもしれない。案外、電動歯ブラシを買えば解決するのかしらとも思うが、負けたくない気持ちもある。何と闘っているのだろうか。食洗機も買った方がいいんだろうなと思って数年経つ。

    祖母の家に少しだけ寄った。来月91になるらしい。いつも私が生まれた頃の話をしてくれる。祖母は看護師で、当時、精神科で働いていたということは知っていた。全国各地から大学の教員や小中高の教師、大学生・大学院生などが患者に多かったらしく、彼らと会話するために新聞やいろんな本を読んでいたということはこれまでも聞いたことがあった。全国各地からってどんな病院なんだと思っていたのだけれど、今日はじめて、森田療法で治療を行う療養所だったと聞き知った。いやはや、そうだったとは。森田正馬、いつか読みたいと思っていた。落ち着いたら読んでみようと思う。

    帰りの電車まで時間があったので駅周辺を少し歩いた。私の通学路だった川沿いの飲食店街が駅の新設に伴う区画整理で立ち退きの後、解体される。最後の解体作業がいままさに行われているらしいのだが、日が暮れていたし白いフェンスバリケード?でなにも見えなかった。駅に隣接する商業施設でお茶とクリーム玄米ブランを買おうとドラッグストアに入ると、狭い通路で向かいからスーツケースを引く女性がやってきてうまくすれ違えずに立ち止まっていると「あ、かっこいい、ごめんなさい」と言われた。え、なんて?と頭がフリーズしているうちに横を通り抜けていった。そんなことってあるんだ。

    電車の中で、三週間ぶりにもみほぐしの予約。ストレッチをさぼっており、服屋に行くための服がない状態で行くのを躊躇していたのだけれど、ピンクの染色液みたいなものだと思い行くことにした。それで身体が楽になるならその方がいいのだ。案の定、硬くなってますね、ラオスのことばかりじゃなくて自分の身体のことも知ってください、と言われて、いやあそうですよねえ、と返した。今回は腰がしんどかったので下半身に時間をかけてもらった。だいぶ身体が楽になった。好転反応対策として2Lの水を買って帰った。サボらずにストレッチを毎日したいし、しっかり歯磨きをしたい。というか、まず毎日のルーティンを作りたい、と思って幾星霜、、それらを楽に行えるような導線を家の中に作れればいいんだろう。


  • 2025年2月24日

    地元のダンサーたちのライブを見に行った。数年前に引き続き二回目である。前回は俺も頑張らんいかんっち思ったけど、今回は負けとられんっち思った。休憩時間、こんな感じの懐かしい方言が聞こえて、いまも俺はうまく喋ることができるだろうかとふと不安になった。〜ばい、って昔は言いよったっけ、と頭によぎり、小学生の頃、自然に出たこの語尾を母に嗜められたことを思い出した。幼稚園生にも人間関係のトラブルはあるもので、私は地元から少し離れた別の地域の幼稚園に転園して通っていた。今思えば、若干の方言の差があったように思う。幼稚園で、〜ちゃ、という語尾を聞かなかったように思う。母からすれば地元の方言は粗雑なものというような意識があったのだろうか。地元の小学校に入学して1年間は馴染めずあまり学校に行っていなかった。考えたことがなかったけれど、もしかすると、わずかな差だが若干の異国語を喋って/聞いているような言語の問題もあったのかもしれない。


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