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2025年1月23日
さすがに疲れてきて宿に戻ってぐったりしていた。調査中のメモ用に、KOKUYOの野帳ノートを数冊持ってきていて、そのうちの一冊が早くも埋まった。単に文字がでかいためである。もう少し記録の取り方がうまくならないといけない。今週の残りはその試行錯誤に注力しよう。それは後々の可読性ということはもちろんあるのだけれど、インタビュイーや通訳の負担の軽減にもつながると思う。今日はありがたいことにかなり長い時間、話を聞くことが出来た。途中、あくびをさせてしまった、と思う瞬間が何度もあった。ここでやめるか、もう少し粘るか、という逡巡をできる限りなくしたい。英語力のなさだったり、体力のなさはまずそうだとして、タイピングばかりで字を書かなくなっていることがここに来て効いてきている気する。なんというか総合力だな。フィールドワークを行う研究者はクロッキーとかやったほうがいい。
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2025年1月22日
午前中、昨日のデータについて調査協力者のトムと確認しようとカフェへ。この地域では伝統的な、日本人好みとのコーヒー(別の飲み物で例えるのもなんだがお茶のような味がして飲みやすくたしかに日本人は好きそうだと思った)を飲みながら話していると思いもよらず調査したかった性格を持つ人物が現れて急遽そのまま話を聞くことに。(ジメジメはしておらず過ごしやすいが)30度近いなか屋外で、太陽の光をよけるために椅子を何度も動かしたり、途中、孫をあやしたりとかなりの時間対応してくれて大変ありがたかった。てっきり昼食後に一度ゲストハウスに戻るものだと思っていたのでお土産を持参しておらず何も渡すものがなかった。常になにか持ち歩いていた方がいい。きっとまた行く機会があるのでそのときに渡そうと思う。もう一件調査を終えてゲストハウスに戻る。日が暮れてきてかなり冷え込む中、30分はスクーターの後ろに乗っていた。ウインドブレーカーを着てくるべきだった。いろんなものを忘れている。
一時間ほどゲストハウスで休んで(といってもずっとフィールドノートをまとめていたが)近くの食堂へ。スクーターから降りて息を吐くと白かった。寒暖差がすごい。店先に並べられたり吊るされている鍋や串、肉を塩漬けして葉で巻いたものなどからいくつか選んで注文するスタイル。すでに調理済みだからかレストランに比べると安い気がする。食堂に来る途中、市場ともいえない小さな林の前に大量に並べられたスイカを買った。デザートにと店員に包丁をもらって切って食べた。昨日に引き続きまた花火の音が聞こえる。道路を挟んで向かいの家の軒先から打ち上げられていた。旧正月が近いかららしい。いまいったい、どの季節にいるんだろう。
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2025年1月21日
しばらく滞在する宿に再び移動。部屋用のスリッパを持って来るのを忘れたので近くの商店で購入する。39というサイズがマックスで足に当ててみるとちょっと小さかったがまあ大丈夫だろう、これしかないしと買った。やはり小さかった。部屋で作業をしていると外から爆竹のような音が聞こえて半屋外の廊下に出ると、誰かが小さな花火をあげていた。