• 2025年1月20日

    今日は三件の調査に行った。ありがたいことに行く先々でコーヒー(時にエスプレッソ)と水を出してくれる。カフェインの摂り過ぎが心配だしトイレも近くなるが仕方がない。にもかかわらず途中寄ったカフェで糖分をと思ってカフェモカを頼んでしまった。合計4杯は飲んだ。阿呆である。この二週間で合計何杯のコーヒーを飲むことになるのだろうか。夕食の時にビールを盛大にこぼしてしまい、唯一のフォーマルなズボンが濡れてしまった。明日以降は、そこまでかしこまらなくてもよさそうなので大丈夫といえば大丈夫だ。ゲストハウスに戻ってからの時間が意外となく、簡単なフィールドノートをつけるだけで精一杯である。出国前に多少身を削ったが、諸々ひと段落つけてきてよかった。


  • 2025年1月19日

    今日も移動日。調査協力者のトムと合流して、彼の家族と昼ごはんを食べる。タマリンドという大きな木の幹に沿って囲むように作られた、メコン川を一望できるレストランで、ティラピアを揚げたものを注文した。途中、道の駅みたいなところで買ったタマリンドを食べながら料理を待つ。タマリンドはカレーにも使われることがある豆で初めて実物を食べた。外観はピーナッツの粒数が増えて粒の大きさ自体も大きくなったような感じ。殻を外すと豆の周りをネチョネチョしたなにかが覆っていてそこを食べる。酸味があって、たしかにマンゴーチャツネのように使えるなと思った。タモリカレーに入れたら美味しそうである。とはいえ、これを普段から食べるかと言われると慣れるまでは難しい。

    やはりというか国内移動はプロペラ機で若干不安になる。というのも、今週末から海外調査なんですという話をお世話になっている美容師にした時に、私も地元に帰る時はプロペラ機で揺れがすごくて毎回吐くんだけど吐きすぎて隣の人にバレずに吐けるようになったと聞いていたからだ。そのせいか揺れを意識してしまって若干気持ち悪くなった。隣席の通訳がスターアニス?からできたティーパックを添乗員に渡し持参した水筒にお茶を淹れてもらっていた。スペシャルなお茶だと彼は言うし、なんだかよい効能がありそうな気がして、それを少しもらうとリラックスできた。どっちにしたってプラシーボである。

    無事到着して、トゥクトゥクで宿へ向かう。我々以外の観光客との乗り合わせで合計6人。ぎちぎちだった。人数が増えれば増えるほど安くなるのかなと思うも、1人頭いくらですという勘定でそんなもんだよなと思うなど。夕食に入ったレストランの料理が出てくるのが異様に遅くて、気がついたらこんな時間だ。流したトイレの水が止まらなくてドアを閉めてもその音がかすかに聞こえる。若干、トイレと床の隙間から水が漏れていた気がするが見てないことにした。とはいえこんなことで苛立っていても仕方がない。まあそんなものである。日本にいるときもこのマインドでいられたらいいのだけれど、そうもいかないのが難しい。何が違うんでしょうね。


  • 2025年1月18日

    目覚ましを四つセットしていたのできちんと起きることが出来た。空港のATMでお金を下ろして、そのままUSドルと両替してもらう。渡した日本円を機械で数える前に手で数えていた。比較的時間に余裕があったのでコンビニでつぶあんパンを買って朝食にする。そろそろと思い保安検査場へ。毎度のことながら荷物が多いと毎回PCとタブレットを出すのが面倒くさい。なんとかならんもんかね。

    定刻通りに飛行機が出発してまずトランジットのバンコク・スワンナプーム国際空港へ。あまり眠れていなかったので目をつむり寝そうだなというところで機内食。ココナッツの入ったやたら辛いチキンカレーとそうめんという謎の組み合わせだった。目が覚めてしまったのでどこかで読もうと思っていた調査に関連する文献を読む。かなり集中して読み終えることが出来たが早速背中が凝った気がする。こちらも定刻通り着陸。

    次の搭乗口までの移動は空港内を走る電車だった。数年前に来たときは少なくとも1kmは空港内を歩いた気がするけれどなんだったのだろうか。最近出来たのかしら。出発まで数時間あるので何か飲もうと思うも、レッドブルが800円、エビアンが400円ぐらいしてさすがに飲めないとレモン風味の炭酸水を買った。ビエンチャン・ワットタイ空港行きの機内食は親子丼。oyakodon、と渡された。私が座っていた席は日本人が固まっていたように見えたが、日本人じゃない人にはなんと言って渡しているのかが気になった。

    無事ビエンチャンに到着し、両替とSIMカードを購入。何か決まりができたのか、パスポートと私を一緒に写真を撮らなければならなくなったらしい。店員の持つパスポートのこちら側でにっこりと笑って写真を撮ってもらう。どこかに提出されるのだろうか。タクシーでホテルまで向かう途中、何か変わったかなと町並みを眺めていた。クラブっぽい建物や数階建ての商業ビルが増えていた。


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